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環境ニュース[国内]

ソーラーフロンティア、米国の太陽光発電プロジェクトにCIS薄膜太陽電池を供給

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2015.10.14 【情報源】企業/2015.10.07 発表

 昭和シェル石油100%子会社で太陽電池生産・販売のソーラーフロンティアは、米国で建設中の太陽光発電プロジェクト向けに、CIS薄膜太陽電池モジュール計14MW(1万4000kW)を供給する。同プロジェクトは2件あり、同国中西部のインディアナ州インディアナポリス近郊に位置する。両プロジェクトとも2015年末までに供給を完了する。
 2件のプロジェクトはそれぞれ7MW(7000kW)の出力規模があり、米国西海岸のカリフォルニア州を拠点にする企業が所有する。同国有数の電気工事事業者、ボーン・インダストリーズが建設を請け負う。同社は再生可能エネルギー、変電所、送電、配電工事など産業・商業分野の電気工事に関して包括的なサービスを展開している。
 ボーン・インダストリーズのCEO(最高経営責任者)は「ソーラーフロンティアのCIS薄膜太陽電池モジュールを採用することによって、従来のプロジェクトよりも高い発電量と経済性を実現できる」と話した。ボーン・インダストリーズは、米国南東部のノースカロライナ州ラーレイ近郊の太陽光発電プロジェクトでも採用した。
 ノースカロライナ州のプロジェクトは26MW(2万6000kW)の出力規模があり、ソーラーフロンティアはCIS薄膜太陽電池モジュールの供給を始めている。同社のCIS薄膜太陽電池は実際の設置環境下で従来の結晶シリコン系を上回る実発電量があり、米国の投資家や開発事業者から注目されているという。今回を機に米国での事業を強化する。【ソーラーフロンティア(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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