産業廃棄物処理事業振興財団、2015年度産業廃棄物処理に関する助成事業を募集

【ごみ･リサイクル 産業廃棄物】 【掲載日】2015.07.08 【情報源】企業／2015.07.06 発表

　公益財団法人の産業廃棄物処理事業振興財団は、2015年度の産業廃棄物処理に関する助成事業を募集する。産業廃棄物処分業者を対象に、産業廃棄物に関する技術開発、高度技術施設などの分野で最高500万円を支援する。資源循環型社会システム構築のために必要な技術力の育成と健全な処理業者育成の支援を目的に、毎年実施している。
　（1）廃棄物の発生抑制・減量化技術の開発、循環資源の再利用技術の開発、再生利用技術の開発といった3Rに関する技術開発、（2）環境負荷低減技術の開発、既存の高度技術を利用した施設整備、（3）これらの起業化のための調査、（4）バイオ燃料認定研究開発事業、（5）小型家電リサイクル認定研究開発事業−−の5つの分野で助成する。
　実施期間は2016年4月から1年以内を原則にする。（3）以外で2017年4月以降にかかる計画の場合は、最長2年間（1年超）の申請もできる。助成額は（1）（2）（4）（5）は最高500万円で、1年超だと同1000万円が可能になる。助成率は各年度の対象事業に必要な費用の3分の2以内とする。（3）は50万円が最高で率は3分の1以内となる。
　学識経験者、関係団体などで構成する助成事業運営委員会で優秀性、事業性、実施体制・方法などを評価して選ぶ。申請書類を作成して必要書類とともに産業廃棄物処理事業振興財団に提出する。持ち込みは10月30日まで、郵送は10月31日の消印まで有効となる。従業員数300人以下か資本金10億円以下に該当することなどの条件がある。【公益財団法人産業廃棄物処理事業振興財団】