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環境ニュース[国内]

7基の原子炉の「定期安全レビュー報告書」について評価まとまる

エネルギー 原子力】 【掲載日】2002.08.08 【情報源】原子力安全・保安院/2002.08.08 発表

 原子力安全・保安院では、平成14年7月9日に電気事業者から提出された7基の原子炉の「定期安全レビュー報告書」についての評価結果をとりまとめた。
 原子炉の「定期安全レビュー」は、平成4年6月から各原子炉ごとに約10年に1度の割合で実施されることになっているもの。レビューは(1)国内外の原子力発電所のトラブルの教訓を予防保全対策に反映しているか、(2)最新の科学的知見を反映しているか、(3)確率論的安全評価(プラントの安全が大きく損なわれる確率を評価する方法)やこれに基づく対策が実施されているか−−などの観点でなされることになっている。
今回レビューを行った原子力発電所は(1)九州電力(株)川内原子力発電所1号機、(2)九州電力(株)川内原子力発電所2号機、(3)東京電力(株)柏崎刈羽原子力発電所1号機、(4)東京電力(株)福島第二原子力発電所3号機、(5)東京電力(株)福島第二原子力発電所4号機、(6)中部電力(株)浜岡原子力発電所3号機、(7)中国電力(株)島根原子力発電所2号機。いずれの原子炉も今回が初めてのレビュー提出で、このうち川内原子力発電所1,2号機、柏崎刈羽原子力発電所1号機は発電所としても初めての提出であった。
 なお原子力安全・保安院の評価は、どの原子炉についても国内外の原子力発電所でのトラブル経験、最新の技術的知見が反映され、確率論的安全評価による安全上の特徴の総合的把握がなされており、内容が妥当であるとしている。【原子力安全・保安院】

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