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環境ニュース[国内]

日本政策投資銀行・コスモ石油・昭和シェル、太陽光発電会社にリファイナンス

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2015.04.17 【情報源】企業/2015.04.14 発表

 日本政策投資銀行(DBJ)とコスモ石油、昭和シェル石油が出資する太陽光発電事業会社、CSDソーラーに対し、地域金融機関による太陽光発電所建設資金のリファイナンスが実施された。CSDソーラーで資金面を担当するDBJが、横浜銀行、百五銀行、伊予銀行に新たな金融機会を創出した。横浜銀行がエージェントを務め、金額は78億円となる。
 CSDソーラーはコスモ石油と昭和シェルが35%ずつ、日本政策投資銀行が30%出資して2013年3月に設立した。コスモ石油の油槽所跡地などを有効活用し、昭和シェルの100%子会社で太陽電池生産のソーラーフロンティアの太陽光パネルを取り付ける。全国8カ所で設備容量計約24MW(2万4000kW)を計画し、これまでに5カ所が営業運転を始めた。
 残り3カ所の発電所は2015年度中の完成を予定している。CSDソーラー霞太陽光発電所(三重県四日市市)=4608kW、同扇島太陽光発電所(横浜市鶴見区)=7571kW、同大三島太陽光発電所(愛媛県今治市)=6006kWの3カ所だ。発電所はそれぞれ横浜銀行、百五銀行、伊予銀行の業務地域に立地するため、この3行がリファイナンスを行った。
 リファイナンスは、DBJがコスモ石油、昭和シェルとともに負担した発電所建設資金について、再生可能エネルギーの普及を積極的に支援する3行のプロジェクトファイナンスとして実施された。DBJはプロジェクト立ち上げ当初のリスクを負った後、事業が安定した段階で地域金融機関に金融機会を提供する枠組みを進め、今回もその一環で取り組む。【(株)日本政策投資銀行】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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