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環境ニュース[国内]

持続可能な開発についてのOECDの取組み内容を外務省ホームページに掲載

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2002.07.24 【情報源】外務省/2002.07.10 発表

 外務省は「持続可能な開発世界首脳会議(ヨハネスブルグサミット)」に向けて、経済協力開発機構(OECD)が実施している作業の内容をまとめ、ホームページに掲載した。
 OECDはヨハネスブルグサミットに向け、(1)持続可能な開発に向けたOECD加盟国の取組みや今後の課題をまとめた報告書”Working Together Towards Sustainable Develpment / The OECD Experience”の作成、(2)環境に負荷をかけずに経済成長が達成されているかを現す「デカップリング指標」の開発、(3)持続可能な開発の実現に向けた各国の取組みを経済成長、社会開発、環境保全の3つの観点から審査するための指標の開発−−に取り組んでおり、”Working Together Towards Sustainable Develpment / The OECD Experience”については2002年5〜6月にインドネシアのバリ島で開催されたヨハネスブルグサミットの第4回準備会合で公表されたほか、デカップリング指標も2002年4月に指標に関する報告書が完成し、5月に事務総長の責任で公表された。また、持続可能な開発の実現に
向けた各国の取組みを審査する指標では(1)温室効果ガス排出量削減、(2)大気汚染物質の削減、(3)水質汚濁の改善、(4)天然資源の持続可能な使用、(5)廃棄物管理、(6)開発途上国の生活水準向上、(7)持続可能な退職後所得政策−−の7つの政策目標を特定し、各目標達成に向けた進捗を測る指標の検討を進めている。予定では2002年9月からOECD経済開発検討委員会で行なわれる国別審査で、これらの指標を使用開始するという。【外務省】

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