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環境ニュース[国内]

小型CNG自動車の要件から排気量を削除 CNG車への改造促進が目的

大気環境 交通問題】 【掲載日】2002.07.23 【情報源】国土交通省/2002.07.22 発表

 国土交通省は、実用化段階にある低公害車CNG(圧縮天然ガス)自動車の普及を促進するため、CNG自動車の車種区分の変更を行うことを決めた。
 同省では、CNG自動車に対する税制優遇やディ−ゼル自動車をCNG自動車に改造する際に補助金を交付するなど、種々の普及施策を講じてきた。
 しかし従来の車種区分でCNG小型自動車と認められるためには、排気量2000cc以下という要件を満たすことが必要となっていた。このため小型ディ−ゼル車をCNG自動車に改造した場合、自賠責保険や高速道路料金等の負担の大きい普通自動車に分類されてしまう例が多く見られ、CNG自動車の普及阻害要因となっていた。
 今回の車種区分変更にあたってはCNG自動車についても、ディ−ゼル車と同様、排気量要件を削除し、改造前と同様に小型自動車として取り扱えるよう措置することとした。
 なお新しい車種区分は原則として平成14年10月1日から実施予定であるが、既に登録されているCNG自動車のうち、要件に該当するCNG自動車については、次の車検時またはナンバ−変更時に普通自動車から小型自動車に車種区分が変更される。【国土交通省】

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