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環境ニュース[国内]

新道路施策のための社会実験 平成14年度実施計画と平成13年度実施結果をホームページに掲載

大気環境 交通問題】 【掲載日】2002.07.19 【情報源】国土交通省/2002.07.17 発表

 国土交通省は平成14年度に実施する道路に関する社会実験の実施計画と平成13年度社会実験の結果をホームページに掲載した。
 この社会実験は、道路に関する新しい施策を本格的に導入するかどうかの判断材料を得る目的で平成11年度から実施されているもの。年に1度テーマと地域の公募・選定を実施、選ばれた地域で期間を限定して試行した上で、結果の評価を行っている。
 平成14年度は23地域での実験実施が決定しており、プロジェクトとしては、23地域東京のJR上野駅周辺での自転車の共同利用実験や、沖縄県那覇市の「国際通り」をトランジットモール化(公共交通機関以外の車両通行を抑制し、道路を歩行者優先の空間とすること)の実験などが含まれている。
 一方、平成13年度は世界遺産に指定された白川郷での交通マネジメント実験や神奈川県藤沢市での低公害車による相乗り実験など26地域で実験を実施。ホームページに掲載された実験結果によると、白川郷のケースでは騒音レベルが下がるという環境面の効果のほか、車両進入規制実施日の観光客平均滞在時間、消費金額が向上するなどの複合的な効果が確認された。また藤沢市のケースでは各システムは支障なく運用され、モニターの満足度も高かったものの、相乗りの継続意向がやや低いなどの課題が残ったという。【国土交通省】

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