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環境ニュース[国内]

環境省の平成13年度環境物品の調達実績 15品目で基準適合品調達できず

ごみ・リサイクル グリーン購入】 【掲載日】2002.07.18 【情報源】環境省/2002.07.16 発表

 環境省は、グリーン購入法に基づく平成13年度の同省環境物品調達実績を公表した。
 環境省の13年度調達方針では、「環境物品等の調達の推進に関する基本方針」で重点的に調達を推進すべきとされている品目(特定調達品目)について、同方針の「判断の基準」を満足する物品をできる限り購入するとともに、その他の物品についても、可能な限り環境に配慮した製品を調達するとの目標を設定していた。
 平成13年度の基準適合品調達率は、446着の調達数の約28%にあたる127着で省エネ率の基準にかなう製品を入手できなかった作業服をはじめ、「判断の基準」を満足する物品を調達できなかった品目が15品目あったが、それ以外はすべて基準適合品を100%購入できたという。なお作業服は、基準適合品が入手できなかったケースもある反面、当初の想定より再生ポリエステル混入率が高い製品を入手できた事例もあった。
一方公共工事については、使用される資機材が多種多様なことから目標値を設定していなかったが、平成13年度実績では高炉セメント使用の生コンクリート(適用品使用率18.9%)・再生骨材(適用品使用率51.2%)の2品目で適用品使用率が低かった。
 環境省では以上の平成13年度の調達実績について、「概ね目標を達成できた」としながらも、一部品目で目標達成できなかったものもあるため「平成14年度以降更なる努力が必要」との評価を行っている。【環境省】

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