一般財団法人環境イノベーション情報機構
日本政府、モザンビークの洪水災害に対して緊急援助を決定
【地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2001.04.04 【情報源】外務省/2001.03.09 発表
日本政府は、平成13年3月9日、洪水により大きな被害を受けたモザンビーク共和国政府に対し、20万ドルの緊急無償援助およびテント、毛布、発電機、浄水器等を内容とする約3,000万円相当の緊急物資援助することを決定した。モザンビークでは、平成13年1月中旬から降り続いた豪雨により、洪水災害が発生し、同国のザンベジア、テテ、マニカ、ソファラの中部4州に広がった。また、これら地域を流れるザンベジ川の上流のジンバブエ、ザンビア等においても大規模な降雨に見舞われ、ダムの放水が行われたことから、同河川流域において特に大きな人的・物的被害が続出している。
モザンビーク政府は雨期が3月末まで続き、洪水の状況が深刻化する可能性が高く、政府の対応能力も限界に達しているとして、国際社会に対し支援を要請していた。 【外務省】