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環境ニュース[国内]

農林水産省「平成25年度 森林における放射性物質拡散防止等技術検証・開発事業」等の調査結果公表

エネルギー 原子力】 【掲載日】2014.08.22 【情報源】農林水産省/2014.08.22 発表

 農林水産省は、福島県広野町、川内村及び飯舘村等の試験地において実施した「平成25年度 森林における放射性物質拡散防止等技術検証・開発事業」等の調査結果について取りまとめ公表した。
 主な調査結果として、広野町、川内村及び飯舘村において、落葉等除去や伐採等実施後の空間線量率の推移を調査し、作業の実施により空間線量率は低減し、その後は、おおむね物理的減衰(放射性物質の崩壊に伴う減衰)に応じた推移となっているとした。また森林からの放射性物質の流出は限られているものの、放射性物質の移動は主に土砂等の移動に伴って生じていると考えられ、森林からの放射性物質の流出を抑制するためにも、間伐等適切な森林の整備を行い、森林の公益的機能の発揮を図るとともに、特に、急傾斜地等表土が流出しやすい箇所では、必要に応じて表土の流出を防止するための対策を講じることも重要としている。農林水産省は、これまでの成果を踏まえ、引き続き、森林内の放射性物質による影響の低減及び拡散防止に向けて、必要な技術の検証・開発等を進めていく。【農林水産省】

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