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環境ニュース[国内]

昭和シェル石油、宇部興産と共同出資する大規模太陽光発電所が営業運転を開始

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2014.07.04 【情報源】企業/2014.07.04 発表

 昭和シェル石油が宇部興産と共同出資する事業会社、ユーエスパワーの大規模太陽光発電所「ユーエスパワー発電所」が、7月1日に営業運転を始めた。7月4日に完成式を行う。宇部興産が保有する山口県宇部市の遊休地に開発した。昭和シェル100%子会社で太陽電池製造・販売のソーラーフロンティア製モジュールを使った。
 ユーエスパワー発電所は臨海部に位置し、東京ドーム6個分に相当する約30万m2の面積がある。発電出力(モジュール出力)は約21.3MW(2万1300kW)で、年間2501万kWhの発電電力量を計画している。これは一般家庭約6900世帯の年間消費電力量に当たる。CO2排出削減貢献量は、2300haの森林面積と同等の年間約8300tにのぼる。
 発電した電力は、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度に基づいて、全量を中国電力に売電する。ユーエスパワーは昭和シェルと宇部興産が50%ずつ出資して、2013年2月に設立した。ソーラーフロンティアを通してモジュールを展開する昭和シェルと、遊休地が有効活用できる宇部興産の考えが一致し、共同で行うことにした。
 宇部興産は、所有する自家発電所や電力会社向け卸発電事業のノウハウも生かせる。この太陽光発電事業では、宇部興産が土地の貸与、運転監視、設備の保守・管理を手掛け、昭和シェルはソーラーフロンティア製のモジュール供給と太陽光発電に関わる事業ノウハウを提供する。両社の強みを最大に活用して発電事業を運営する。【昭和シェル石油(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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