一般財団法人環境イノベーション情報機構
日光国立公園及び磐梯朝日国立公園内公園事業施設等における放射線量測定結果公表
【エネルギー 原子力】 【掲載日】2014.06.20 【情報源】環境省/2014.06.20 発表
環境省は、日光国立公園及び磐梯朝日国立公園にある環境省所管の公園事業施設等を対象とし、施設の維持管理の一環として放射線量の現況把握のため、施設及びその周辺で放射線量の測定を行い、結果をとりまとめ公表した。(1) 調査地点
日光国立公園日光地域(栃木県日光市) 10地点
日光国立公園那須甲子地域(栃木県那須町) 11地点
磐梯朝日国立公園裏磐梯地域(福島県北塩原村) 2地点
磐梯朝日国立公園浄土平地域(福島県福島市) 1地点
(2) 調査内容
各調査地点における平均的な空間線量の測定(地上1mでの測定)
○結果概要
各地域の空間線量率は以下のとおりであった。
日光国立公園日光地域 0.04〜0.11μSv/h(自然放射線量を含む)
日光国立公園那須甲子地域 0.09〜0.14μSv/h(自然放射線量を含む)
磐梯朝日国立公園裏磐梯地域 0.13〜0.15μSv/h(自然放射線量を含む)
磐梯朝日国立公園浄土平地域 0.07μSv/h(自然放射線量を含む)
なお、除染実施計画の対象となる区域の要件とされている0.23μSv/hを超える地点は確認されなかった。
今後は、昨年度と同様に本年度においても尾瀬国立公園内の環境省所管の公園事業施設等を対象とした放射線量測定を6〜7月頃に実施する予定。【環境省】