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環境ニュース[国内]

ウオノギリダム貯水池の堆砂除去など、インドネシアで3件の無償資金協力プロジェクトが実施へ 

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2002.07.08 【情報源】外務省/2002.07.05 発表

 日本政府とインドネシア共和国政府は、(1)「ウオノギリ多目的ダム貯水池堆砂緊急対策計画」、(2)「スラバヤ電子工学ポリテクニック(工業高等専門学校)拡充計画(2/2期)」、(3)「スラウェシ島地方水道整備計画(3/3期)」に関わる無償資金協力実施のための書簡の交換を2002年7月5日、ジャカルタで行った。
 このうちウオノギリダムは、インドネシア中部・東部ジャワ両州を貫流するソロ川の上流域に1982年に日本有償資金協力により建設された多目的ダム(総貯水容量:7億3,500万立法メートル、有効貯水容量:4億4,000万立法メートル、洪水調節容量:2億2,000万立法メートル)であったが、ダム流域の耕作地開発に伴う土壌浸食増加により貯水池への堆砂が進み、ダムの有効貯水容量は約6割にまで減少している状況にある。また取水口への土砂流入の結果、過去数回発電が停止した。
 このためインドネシア政府はダム湖内の堆砂除去、発電・灌漑用取水口の埋没防止、貯水池機能確保を目的とした「ウオノギリ多目的ダム貯水池堆砂緊急対策計画」を策定、日本に無償資金協力を要請していた。
 なお今回の資金協力の額は「ウオノギリ多目的ダム貯水池堆砂緊急対策計画」が7億1,800万円、工業高等専門学校の教員養成に関わる「スラバヤ電子工学ポリテクニック拡充計画(2/2期)」が12億8,600万円、スラウェシ島の取水・浄水・配水施設建設に関わる「スラウェシ島地方水道整備計画(3/3期)」が8億6,400万円となっている。【外務省】

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