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環境ニュース[国内]

住友林業、「森林・緑化研究センター」設立、木に関する各種のサービスを提供

エコビジネス その他(エコビジネス)】 【掲載日】2014.04.04 【情報源】企業/2014.04.01 発表

 住友林業は、「森林・緑化研究センター」を4月1日に設立した。グループが保有する山林事業、緑化事業や、事業を通じた環境保全の取り組みなどのノウハウを集め、木に関する各種のサービスを提供する。問い合わせ窓口とサービスの一元化を図ることで利便性を高めるとともに、相乗効果による新たなビジネス創出や付加価値向上を目指す。
 森林・緑化研究センターは、人員5人で山林環境本部内に設けた。最先端技術を駆使した森林経営のサポート、生物多様性に配慮した植栽計画の提案、重要文化財の庭園保全、名木・貴重木の苗木増殖やDNAによる品種識別などの相談に専門家が応じる。
 森林・緑化研究センターは、街中から里山までの緑化に関する様々なサービスを展開する。主なサービスとして、街の緑、里山整備、庭園管理、名木増殖、森林管理、環境植林、獣害対策、苗木生産などを手掛ける。街の緑はマンション、オフィスビル、商業施設、リゾート施設などの緑化企画と設計・施工・管理業務で、屋上や壁面の緑化などを推進する。温暖化対策や夏の節電が求められる中、効果があるとされる取り組みだ。
 里山整備は生態系に配慮した人と自然が調和する里山再生コンサルティングサービスを行い、森林管理では山林測量から森林経営計画の策定支援まで総合的なコンサルティングサービスを提供する。環境植林は国内外での森林の回復、荒廃地の緑化、生態系の調査を実施する。木は再生可能な自然素材で、研究センターを通じて活用を促進する。【住友林業(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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