一般財団法人環境イノベーション情報機構
高速増殖炉もんじゅ ナトリウム漏えい事故の原因となった温度計交換に関わる設計・工事方法変更を認可
【エネルギー 原子力】 【掲載日】2002.06.28 【情報源】原子力安全・保安院/2002.06.28 発表
原子力安全・保安院は、核燃料サイクル開発機構より提出されていた、高速増殖炉もんじゅの温度計の取替えに関わる設計・工事方法の変更申請について検討を行った結果、技術上の基準に適合していると認められたため、平成14年6月28日付けで認可を行った。今回の申請は、平成7年12月に起こったもんじゅのナトリウム漏えい事故の直接の原因となった温度計42個(14個×3ループ)を改良型の温度計に交換し、6個(2個×3ループ)を撤去するもの。
また、温度計破損の原因究明のために切り出した2次主冷却系主配管と、破損温度計先端部の探索のために切り出したナトリウム配管の復旧も行う。【原子力安全・保安院】