一般財団法人環境イノベーション情報機構
気候変動予測についてのIPCC最新報告書を気象庁がホームページに掲載
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2001.04.04 【情報源】気象庁/2001.03.06 発表
平成13年1月17日から20日、中国の上海で、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第1作業部会第8回会合が開催された。本会合においては、気候変動に関する最新の科学的知見をとりまとめた評価報告書についての検討が行われ、第1作業部会として承認した。本報告の主な要点は、(1)過去50年間に観測された温暖化の大部分は、人間活動に起因する温室効果ガス濃度の増加による可能性が高い(2)2100年には、世界の平均気温は1990年と比較して1.4〜5.8度上昇する見通しである(3)2100年に世界の海面水位は、1990年と比較して9〜88センチメートル上昇する見通しである−−の3点である。
気象庁ではIPCCの「第1作業部会・第3次評価報告書」のうち、「政策決定者向け要約」の日本語訳を作成、ホームページに掲載した。【気象庁】