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平成25年(6〜9月)の熱中症による救急搬送は58,729人で過去最多
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2013.10.16 【情報源】消防庁/2013.10.15 発表
総務省消防庁は、平成25年(6〜9月)の熱中症による全国の救急搬送の状況をとりまとめ、公表した。公表によると、平成25年の全国における熱中症による救急搬送人員は58,729人であった。これは、平成22年の救急搬送人員56,119人を上回り過去最多であった。
救急搬送人員の年齢区分をみると、高齢者(65歳以上)が27,828人と最も多く、次いで成人(18歳以上65歳未満)27,828人、少年(7歳以上18歳未満)7,367人、乳幼児(生後28日以上7歳未満)466人の順であった。
都道府県別の救急搬送人員は、東京都が4,535人で最も多く、次いで愛知県4,090人、大阪府4,064人となっており、大都市が多かった。一方、都道府県別人口10万人当たりの救急搬送人員についてみると、高知県が75.09人で最も多く、次いで和歌山県70.64人、熊本県67.95人であった。【消防庁】