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環境ニュース[国内]

TEAP、臭化メチルのモントリオール議定書規制外用途申請のためのハンドブックを公開

地球環境 オゾン層】 【掲載日】2002.06.18 【情報源】農林水産省/2002.06.17 発表

 UENP(国連環境計画)のモントリオール議定書技術・経済評価委員会(TEAP)と臭化メチル技術選択肢委員会(MBTOC)は、2002年5月31日に「臭化メチルの不可欠用途指定申請ハンドブック」を、技術・経済評価委員会のホームページ上で公開した。
 臭化メチルは、穀物の害虫や園芸作物の病害虫を防除するくん蒸ガスとして広く利用されてきたが、オゾン層破壊効果が明らかになり、オゾン層保護のための国際的な取り決めであるモントリオール議定書により2005年に生産全廃することが定められている。
 しかし農作物への薬害が少なく、臭化メチルを利用する以外に防除の代替方法がない病害もあることから、(1)検疫用途、(2)出荷前処理に使用するもの、(3)使用ができないと市場に重大な影響が生じる「不可欠用途」として各国が申請し、認められたもの−−の3用途については規制の対象外とされている。今回のハンドブックはこの不可欠用途指定を求める申請のための手引き。
 なお、農林水産省としては日本国内からの具体的な手続きについては、近日中に改めて広報する予定。【農林水産省】

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