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環境ニュース[国内]

ソニービジネスソリューション、さいたま市の学校に太陽光発電・蓄電システム

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2013.09.17 【情報源】企業/2013.09.11 発表

 ソニーグループで業務用製品やシステム構築・運用を手掛けるソニービジネスソリューションは、さいたま市の小・中学校、高校計152校に太陽光発電システムと、リチウムイオン電池を中心にした蓄電システムを設置する。同市に提案して最優秀提案者に選定され、仮契約を結んだ。同市議会で承認された後、正式契約となる。
 太陽光発電システムは、250Wの出力がある高効率の太陽光パネルで面積を抑えて軽量化を図る。太陽電池モジュール製造・販売のトワダソーラー(秋田県鹿角市)のパネルを採用した。設置するパネルは1校あたり21kWとなる。蓄電システムは、ソニーが開発した「オリビン型リン酸鉄リチウムイオン電池」と呼ぶ蓄電池を使う。
 このリチウムイオン電池は、毎日利用して15年以上の期待寿命がある。蓄電システムは系統と連系する新型を採用し、蓄電池の容量は1校あたり15.6kWhとなる。太陽光発電システムで発電した電力は学校施設で利用するほか余剰電力を売電する。災害時には発電電力やためた電力をパソコン、照明、携帯電話の充電などに使用する。
 さいたま市は、再生可能エネルギーの活用や省エネ対策を推進する施策「エネルギー・スマート活用ビジョン〜新エネルギー政策〜」を3月に策定し、2020年度に市域全体の再生可能エネルギーの導入割合を4倍以上にすることを目標にした。学校へのシステム設置はその一環となる。システムは2013年度から2015年度にかけて設置する。【ソニービジネスソリューション(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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