一般財団法人環境イノベーション情報機構
温暖化対策を総合評価する「第3次評価報告書・第3作業部会報告書」を受諾IPCC第3作業部会第6回会合
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2001.04.04 【情報源】環境省/2001.03.05 発表
気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第3作業部会第6回会合が、平成13年2月28日から3月3日までガーナのアクラで開催され、IPCC第3次評価報告書・第3作業部会報告書の「政策決定者向け要約(SummaryforPolicymakers)」の審議・採択と第3作業部会報告書本体の受諾が行われた。今回採択された報告書は、気候変化の緩和対策について、その科学的、技術的、環境的、経済的、社会的側面についての評価等をとりまとめたもので、技術的対策だけでなく、京都議定書に基づく対策を講じた場合の社会的・経済的な影響等を含め、経済学をはじめとした社会科学を幅広く含めた総合的な評価を行っている。平成13年4月にケニア・ナイロビ市で開催予定のIPCC第17回総会で、第1から第3までの3つの作業グループの評価報告書の承認がなされ、最終的に9月にロンドンで開催されるIPCC第18回総会において、3つの報告書を取りまとめた統合報告書が審議・採択される予定となっている。【環境省】