一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

パナソニック、住宅用太陽光モジュールの出力保証を20年間に延長

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2013.06.27 【情報源】企業/2013.06.24 発表

 パナソニックは、住宅用太陽光発電システムの太陽電池モジュール出力保証期間を、従来の10年間から20年間に延長する。6月27日に受注を始める3種類の新製品「HIT240α(アルファ)」「HIT245α」「HITハーフタイプ120α」が対象。太陽光発電システムの競争が激化する中、出力保証期間を2倍にして商品力を高める。
 新製品からモジュール出力の保証期間を延長し、長期間安心して利用できるようにすることで販売を促進する。具体的には、太陽電池モジュールの出力が、公称最大出力に対して10年で81%未満か、20年で72%未満になった場合に保証する。これまでのモジュール出力保証は、10年で81%未満になった時だけが対象になっていた。
 出力保証期間が20年に伸びるHIT240αとHIT245αは、出力と変換効率を一層高めた標準サイズモジュールで、HIT240αは最大出力が240W、モジュール変換効率が18.7%。受注生産品のHIT245αは最大出力245W、変換効率19.1%となる。最大出力120W、変換効率18.1%のHITハーフタイプ120αは、設置できる屋根材の種類を従来品より拡大した。
 太陽光発電設備を設置する住宅の増加に伴い、太陽光発電システムメーカー各社はモジュール出力保証を強化している。東芝が10年で最大出力の下限値(90%)の90%、10〜15年で同85%、15〜20年で同80%保証する制度を導入し、三菱電機は最大出力の80%を下回ると20年間無償修理する。パナソニックも追随した格好となる。【パナソニック(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク