ロッテルダム条約第6回締約国会議　輸出承認が必要な化学物質に4種の物質群追加決定

　経済産業省は、平成25年5月7日から9日にかけて、スイスのジュネーブで開催されたロッテルダム条約（PIC条約）の第6回締約国会議の結果を取りまとめ公表した。
　ロッテルダム条約は、化学物質の危険有害性に関する情報が乏しい国へ輸出することによって、その国の人の健康や環境への悪影響が生じることを防止するため、輸出国は、特定の有害物質の輸出に先立って、輸入国政府の輸入意思を確認した上で輸出を行うこと等を規定している条約
　公表によると今回の締約国会議では、化学物質検討委員会（CRC）が附属書3（輸出手続きが必要となる化学物質）へ新たに追加することを勧告した4物質群を附属書3に追加して平成25年8月10日に発効することが決まった。【経済産業省】