参議院本会議で京都議定書批准承認案、地球温暖化対策推進法・省エネ法改正案を可決

　参議院本会議は２００２年５月３１日、温室効果ガスの削減を各国に義務付ける京都議定書の批准承認案を賛成２２９、反対０の全会一致で承認。またこれに関連して、京都議定書の締結に必要な国内担保法である地球温暖化対策推進法の改正案も全会一致で可決された。
　京都議定書の批准承認案と地球温暖化対策推進法改正案は２００２年３月２９日の閣議決定後に第１５４回通常国会に提出され、同５月２１日に衆議院本会議で承認・可決されていた。
　また５月３１日の本会議では、オフィスビルなどの民生業務部門に大規模工場に準じたエネルギー管理の仕組みを導入するとしている省エネルギー法改正案も全会一致で可決された。省エネルギー法改正案は３月１５日に閣議決定され、４月２６日に衆議院本会議で可決されていた。【参議院】