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環境ニュース[国内]

平成24年の日本周辺海域の海洋汚染発生確認件数は400件

地球環境 海洋汚染】 【掲載日】2013.03.19 【情報源】海上保安庁/2013.03.19 発表

 海上保安庁は、平成25年3月19日、平成24年の日本周辺海域での海洋汚染確認件数が前年よりも9件増加し391件であったと発表。
 原因物質別では、油類による汚染が244件(22年:256件)、廃棄物による汚染が116件(同:91件)、有害液体物質による汚染が11件(同:3件)、赤潮青潮による汚染が18件(同:16件)、工場排水などによる汚染が11件(同:25件)−−であった。油類による汚染は前年に比べ12件減るも全体の6割以上を占めた。
 また、平成24年に送致した海上環境関係法令違反件数は562件で、前年比で31件減少したが、その内訳は、漁船等によるビルジの故意排出34件、燃料の移送中における貨物船等からの過失による排出が72件であり、また、廃棄物については、船舶からの投棄が43件、陸上からの投棄が117件であり、依然として処理費用の削減等による船舶からの油類の不法排出、廃棄物・廃船の不法投棄が跡を絶っていない。【海上保安庁】

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