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環境ニュース[国内]

東芝、宮古島での小型電動車両の社会実験実施に向け本田技研などと検討に着手

大気環境 交通問題】 【掲載日】2013.02.26 【情報源】企業/2013.02.21 発表

 東芝は、沖縄県宮古島で計画する小型電動車両と電力供給装置に関する社会実験の実施に向け、ホンダの研究機関である本田技術研究所、宮古島市と検討・協議に着手する協定を結んだ。2013年中のプロジェクト開始を目指して情報を集める。同島の全域を占める同市が掲げる「エコアイランド」推進が目的となる。
 小型電動車両や電力供給装置の導入、活用、運用管理についての情報収集を東芝、本田技術研究所、宮古島市が協力して実施する。将来、小型電動車両を宮古島島内の新しい移動手段にすることを狙う。三者は締結した協定に基づき、島内の交通・生活関係や、社会実験車両、電力供給装置に関連する情報を集める。
 社会実験では、本田技術研究所の近距離移動用の小型電動車両を使って走行試験を行う。試験車両の駆動用バッテリーには、東芝のリチウムイオン二次電池「SCiB」が採用されている。東芝は蓄電池を備える充電器を設置し、小型電動車両の充電の利便性や、充電インフラに求められる点などを調査して検証する。
 東芝は、宮古島市での社会実験の成果を今後の開発に生かす計画で、実験を通じて電気自動車(EV)交通システムインフラと電力系統との連系など、先端技術の開発を加速させる。同市は「エコアイランド宮古島宣言」を掲げ、太陽光発電の導入、バイオマスの活用、EVや省エネ住宅の普及などに取り組んでいる。【東芝(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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