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環境ニュース[国内]

TOTO、システムキッチンの共同配送をクリナップと実施しCO2排出量削減

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2013.02.20 【情報源】企業/2013.02.15 発表

 TOTOは、システムキッチンの共同配送をクリナップグループと実施する。輸送の効率化を図るとともに、CO2排出量を削減する。北関東、中部エリアの一部で試験的に行って一定の効果が確認できたため、今後、対象エリアを東北、信越、九州に拡大し、2013年度中に全国での展開を予定している。
 共同配送は、TOTOのシステムキッチン生産子会社、TOTOハイリビングと、クリナップの関係会社で物流業務を手掛けるクリナップロジスティクスの契約で行う。プラットフォーム(PF)と呼ばれる小売業の物流センターを全国に69カ所保有するクリナップロジスティクスのネットワークを活用する。
 PFは在庫を置かずに仕分け機能を重視し、エリアトランスファーセンター(エリアTC)とも言われる。各エリアのPFに両社のシステムキッチンを持ち込み、一時的に保管することなく、すぐに小売店に配送できるように作業する仕組み(クロスドッキング)によって、エリア内の共同配送を実現する。
 全国展開が始まった後の2014年度以降、この取り組みで両社を合わせて2010年度比で年間約300tのCO2排出量削減を見込み、TOTOはさらに、システムキッチンの輸送コストの2割削減を予想する。TOTOグループとクリナップグループは従来の枠組みを超え、環境負荷を低減する物流で協業を推進する。【TOTO(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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