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環境ニュース[国内]

アズビル、横浜市男女共同参画センターなどのESCO事業で最優秀提案事業者に選定

エコビジネス 環境と経済】 【掲載日】2012.12.05 【情報源】企業/2012.12.03 発表

 アズビルは、横浜市の男女共同参画センター(同市戸塚区)、吉野町市民プラザ(同市南区)の両施設向けESCO(エネルギー・サービス・カンパニー)事業で、最優秀提案事業者に選定された。アズビルの提案事業を導入すると、CO2排出量とエネルギー使用量を大幅に削減できる。ESCOは省エネ提案、維持・管理などの包括サービスを指す。
 選ばれたのは、アズビルと設備会社との共同提案となり、省エネを実現する内容が評価された。具体的には、既存の空調方式を維持しながら、稼働実績に基づいて高効率熱源システムを入れて運転方式を最適化するほか、ポンプ、空調機の省エネ化、ビルエネルギー管理システム(BEMS)による制御システム改善と運転管理効率化が認められた。
 これらの提案事業を導入した場合、2009、2010年度の平均値と比べ、両施設のCO2排出量を36.5%、エネルギー使用量を36.0%削減する見込みとなる。横浜市は公共施設でESCO事業を実施する計画を2004年度に策定。その一環で2012年6月に両施設の長寿命化、環境負荷と光熱水費低減を目的に提案公募を始め、審査の結果、アズビルを選んだ。
 男女共同参画センターは、男女共同参画事業の推進拠点として1988年3月に完成した。地上3階、地下1階建てで延べ床面積は約5999.78m2。吉野町市民プラザは、横浜市初の市民プラザで1989年3月に完成。地上5階建て、延べ床面積約2760.08m2。事業の投資額は約2億円で、2013年8月に契約を結んで着工し、2014年4月にサービスを開始する。【アズビル(株)】

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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