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環境ニュース[国内]

ヤマハ発動機、豊田市の都市交通システム実証で電動アシスト自転車シェアリング

大気環境 交通問題】 【掲載日】2012.11.19 【情報源】企業/2012.11.13 発表

 ヤマハ発動機は、愛知県豊田市で運用されている公共交通と車など個人的な移動手段を連携させた都市交通システム実証「Ha:mo(ハーモ)」で、電動アシスト自転車「PAS(パス)」のシェアリングを11月14日に始めた。鉄道駅に貸し出し・返却ステーションを設置して無人のシステムでサービスを行い、需要や技術などについて検証する。
 ハーモは、経済産業省の「次世代エネルギー・社会システム実証事業」に選定された「豊田市低炭素社会システム実証プロジェクト」の一環。10月1日から実施されている。交通情報を提供する「ハーモNAVI(ナビ)」と、公共交通でカバーできない部分を超小型電気自動車(EV)や電動アシスト自転車で補う「ハーモRIDE(ライド)」で構成する。
 パスのシェアリングはハーモライドの1つとなり、名鉄豊田線の浄水駅と愛知環状鉄道の貝津駅にバッテリー充電設備を備えるステーションを設けて展開。計10台のパスを導入する。サービスは会員を対象に当面無料で提供し、幅広い利用を促すことでさまざまな情報を集める。ステーションや車両台数は、ハーモの運用拡大に合わせて増やす。
 ヤマハ発動機はパスのシェアリングを通し、駅から自宅までの最終交通手段としての利便性などを調べる。ハーモはトヨタ自動車が中心になり、ヤマハ発動機の参画は、2011年11月に公表したトヨタとの協業に基づく。協業は、トヨタの車とヤマハ発動機の電動車両が充電インフラを共有することで新たな交通システムの構築を目指す内容となる。【ヤマハ発動機(株)】

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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