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環境ニュース[国内]

原子力発電施設のトラブル5件を国際評価尺度に基づき評価 

エネルギー 原子力】 【掲載日】2002.05.09 【情報源】原子力安全・保安院/2002.05.08 発表

 平成14年5月7日、総合資源エネルギー調査会原子力安全・保安部会INES(原子力施設のトラブルに対する国際評価尺度)評価小委員会が開催され、前回の評価小委員会で評価されたトラブル以降に発生したもので、4月25日までに経済産業省所管の原子力施設で発生したトラブルについて評価が実施された。
 評価対象になったトラブルは、(1)平成14年1月30日に関西電力高浜原発4号機で発生した蒸気発生器伝熱管の応力腐食割れ、(2)同3月4日に東京電力柏崎刈羽原発1号機で発生した軸封部のシール機能低下、(3)同3月7日に発生した東北電力女川原発2号機の復水流量計配管からの水漏れ、(4)同4月2日に発生した北陸電力志賀原発1号機の原子炉冷却材再循環ポンプA号機の軸振動値変動、(5)4月3日に日本原子力発電東海第2原発で発生した原子炉給水系統B系統の原子炉給水逆止弁の異常−−の5件。
 これらのトラブルについては、国際原子力事象評価尺度に基づき評価が行われたが、結果は5件ともレベル0−(安全に影響を与えない事象)となった。【原子力安全・保安院】

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