一般財団法人環境イノベーション情報機構
有機顔料中に副生するポリ塩化ビフェニルの有無等に関する第二次実態調査結果 公表
【健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2012.08.30 【情報源】環境省/2012.08.30 発表
厚生労働省、経済産業省及び環境省は、平成24年8月30日、有機顔料中に副生するポリ塩化ビフェニルの有無等に関する第二次実態調査結果を公表した。この調査は、平成24年2月に化成品工業協会(化成協)から一部の有機顔料中に非意図的に副生したPCBが微量含有するという報告を受け、PCBを含有する可能性のある有機顔料を製造又は輸入しようとしている事業者に対し、PCBの有無等について分析し、環境省、厚生労働省及び経済産業省へ報告するように要請していたもの。
そのうち、2月の化成協からの報告において0.5ppm超のPCBが検出されたと報告のあった有機顔料23種については、5月28日にその時点での結果を取りまとめ公表している。
今回は公表したのは、5月28日に公表した23種以外の97種について行った第二次実態調査の結果を取りまとめたもので、報告事業者数54社、報告品目数は延べ553品目の中で50ppmを超える品目は無かった。【環境省】【経済産業省】【厚生労働省】