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環境ニュース[国内]

横河電機、インドネシアでプラント運転の最適化による省エネ技術実証試験を実施

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2012.08.29 【情報源】企業/2012.08.29 発表

 横河電機は、インドネシアでプラント運転を最適化することによる省エネ技術の実証試験を実施する。省エネ技術普及に関する事業調査が、経済産業省の2012年度「地球温暖化対策技術普及等推進事業」に採択された。2011年度に同推進事業で手掛けた現地調査に続き、同じプラントで省エネ効果を検証するとともに、別のプラントを調べる。

 経済産業省の推進事業は、途上国で日本の技術を活用した温室効果ガス排出削減事業を行い、削減できた排出量を適切に評価して日本の温暖化ガス排出枠を創出する「二国間オフセット・クレジット制度」構築に向けた施策。導入の可能性がある国に対する政策提言や、提言に連動した技術・製品普及の枠組みを提案することが狙いとなる。

 横河電機は2011年度の同推進事業で、石油精製プラントを対象に現地を調査。石油精製設備の実態に合わせて温室効果ガスの排出削減量を測定、報告、検証する手法を開発した。今回は、2011年度の調査結果に基づき、同じ石油精製プラントで実証試験を実施し、プラントの運転を最適にすることで得られる省エネ効果について、検証を進める。

 2011年度と同じプラントでの実証試験と同時に、別の石油精製プラントを対象に、2011年度と同じ手法での現地調査も行い、実証試験と新たな調査の両面で省エネ効果を検証する方法の有効性を確認する。横河電機はこの取り組みを通じて、日本の技術を活用した温暖化ガス排出削減推進を図る。同推進事業では、ほかに11件が採択されている。【横河電機(株)】

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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