一般財団法人環境イノベーション情報機構
千葉県市原市 市内「8300km」調査 自然環境マップ作成
【自然環境 自然とのふれあい】 【掲載日】2012.06.25 【情報源】地方自治体/2012.06.14 発表
市原市は、身近な自然環境を詳しく知ってもらおうと、「自然環境マップ」を作成した。約1年半かけて、市街地、里山、山間部と市内をくまなく調べた。生物調査で踏査した総距離は、日本列島の約2.7倍に相当する約8300kmに及ぶ。市内の小学校や7月に開催予定の調査報告会の参加者に配布する。マップはA4判34ページ。湧き水や湿地の位置、季節ごとの動植物の生息場所、外来種の生息場所などを説明している。内容は市のホームページにも掲載している。
調査は、2010年9月から今年2月にかけて実施。調査員90人を公募し、市内を1、2km四方のマス目に区切ってまんべんなく調べた。在来、外来合わせて69種の動植物調査のほか、湧き水や湿地の調査では2200kmを踏査し、小川の動植物に関しては202地点を調査。種の同定には専門家の協力を仰ぎ、昔はどんな動物がいたのかなど住民からのヒアリングも行った。 環境部環境管理課 TEL:0436-23-9867 【千葉県市原市】