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環境ニュース[国内]

柏崎刈羽原子力発電所7号機の燃料集合体2体から放射性物質漏えい発見

エネルギー 原子力】 【掲載日】2002.04.30 【情報源】原子力安全・保安院/2002.04.26 発表

 東京電力(株)は平成14年4月26日、定期検査中の柏崎刈羽原子力発電所7号機(改良型沸騰水型、定格出力135万6,000キロワット)で、燃料集合体2体から放射性物質の漏えいがみつかったと原子力安全・保安院に報告を行った。
 柏崎刈羽原発7号機では、平成13年7月21日に復水器と活性炭ホールドアップ装置との間に設置されている放射線監視モニタの値が上昇傾向を示していたことから、燃料集合体から原子炉内部への放射性物質が漏えいしている可能性が考えられ、4月9日からの定期検査でも燃料集合体の調査を実施していた。
 ただし、燃料集合体の外観点検や運転履歴調査の結果では異常は認められておらず、東電は今回の漏えいは偶発的に生じたと推定、外部への放射能の影響もないと報告した。
 なお対策としては、該当する燃料集合体を取替えるとともに、長期的な異物混入対策として、フィルタ付き下部タイプレートを採用した燃料集合体を計画的に導入することを決めている。【原子力安全・保安院】

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