一般財団法人環境イノベーション情報機構
上信越高原国立公園妙高・戸隠地域の公園計画変更案に対し意見募集を実施
【自然環境 自然公園】 【掲載日】2002.04.30 【情報源】環境省/2002.04.30 発表
環境省は平成14年4月30日に上信越高原国立公園妙高・戸隠地域の公園計画変更案を公表し、5月1日から5月30日までの1か月、この変更案に関する意見募集を行う。上信越高原国立公園は、昭和24年9月7日に志賀高原、苗場、谷川、草津、万座、浅間地域が国立公園に指定され、妙高、戸隠地域はその後、昭和31年7月10日に同公園に編入された地域。
なお妙高・戸隠地域に関する公園計画は、昭和56年3月16日に再検討が行われ、平成3年3月25日に第1次点検、平成7年8月21日に中部北陸自然歩道の計画追加、平成7年12月22日に第2次点検が行われている。
今回は、この前回点検から6年を経過していることから、その後の公園を取り巻く情勢変化を踏まえ新たな公園計画変更案を作成した。計画案では、ライチョウの生息環境保全を図るため、妙高高原町と妙高村の一部(笹ヶ峰)に自動車の乗り入れ規制地域2,596haを指定するとしているほか、妙高高原町の高谷池や妙高村の黒沢池に、高層湿原散策の利用拠点として野営場計画の追加などが盛り込まれている。
なお、提出された意見については、その概要を取りまとめて公表するとともに、中央環境審議会自然環境部会に報告する予定。【環境省】