有機顔料中に副生するポリ塩化ビフェニルの有無等に関する第一次実態調査結果　公表

　厚生労働省、経済産業省及び環境省は、平成24年5月28日、有機顔料中に副生するポリ塩化ビフェニルの有無等に関する第一次実態調査結果を公表した。
　この調査では、今年2月に化成品工業協会（化成協）から有機顔料中にポリ塩化ビフェニル（PCB）が副生するとの報告を受け、0.5ppm超のPCBが検出された23種の有機顔料を製造または輸入している事業者に対し、その取扱有機顔料におけるPCBの有無等について分析し、報告するよう求めていた。
　調査の結果、報告事業者数41社、報告品目数は延べ98品目の中で50ppmを超える品目は無かった。【厚生労働省】