平成23年度　水産白書　閣議決定

【環境行政 行政資料】 【掲載日】2012.05.25 【情報源】水産庁／2012.05.25 発表

　水産庁は、平成23年度水産の動向及び平成24年度水産施策の内容が平成24年5月25日に国会提出案件として閣議決定されたと発表。
　水産白書は、持続可能な漁業を目指し13年に制定された「水産基本法」に基づき作成されるもの。
　第�T章の特集　東日本大震災　〜復興に向けた取組の中に見いだす我が国水産業の将来〜では、第1節において水産関係の被害の状況について説明。第2節では、政府が講じた対策等を説明するとともに、被災地の現場で進められている復旧・復興の取組の実例を紹介。第3節では、輸入を含めた我が国全体の水産物の供給に対する影響についてみていきます。第4節では、原発事故による水産業への影響と水産物の安全確保等の対策について説明。第5節では、全体のまとめとして、今回の震災の経験をこれからの我が国の水産施策に活かしていくべきことを説明している。
　また、第�U章では、平成22年度以降の我が国水産の動向と題して、序節では、新たな水産基本計画を紹介。第1節では、水産物の消費・需給をめぐる動き、第2節では、我が国水産業をめぐる動き、第3節では、我が国の水産資源と漁場環境をめぐる動き、第4節では、水産業をめぐる国際情勢、第5節では、活力ある漁村づくり、についてそれぞれの主な動向等を紹介している。【水産庁】