一般財団法人環境イノベーション情報機構
平成23年度森林・林業白書 「森林・林業再生プラン」を特集
【環境行政 行政資料】 【掲載日】2012.04.27 【情報源】林野庁/2012.04.27 発表
平成24年4月27日、「平成23年度森林・林業白書」が国会提出案件として閣議決定され、林野庁ホームページに掲載された。森林・林業白書は13年に林業基本法が森林・林業基本法と改められたことを受け、13年度から従来の林業白書に代わって刊行されているもの。
23年度の白書は冒頭の「トピックス」欄で、[1]「森林・林業再生プラン」の実現に向けて取組を開始、[2]東日本大震災や台風・集中豪雨等により災害が多発、[3]「2011国際森林年」の盛り上がり、[4]小笠原諸島が世界自然遺産に決定、−−の4項目を森林・林業分野での新たな動きとして紹介している。
また本文は「1 東日本大震災からの復旧・復興に向けて」、「2 地球温暖化と森林」、「3 多様で健全な森林の整備・保全」、「4 林業・山村の活性化」、「5 林産物需給と木材産業」「6 「国民の森林」としての国有林野の管理経営」の5章構成となっており、このうち「2 地球温暖化と森林」では、京都議定書に目標達成に向けた取り組みとして「森林吸収源対策」や「森林関連分のクレジット化の取組」等が紹介されている。【林野庁】