一般財団法人環境イノベーション情報機構
六ケ所村の使用済燃料受入れ・貯蔵施設での貯蔵プール水漏水 漏えい箇所依然特定されず
【エネルギー 原子力】 【掲載日】2002.04.23 【情報源】原子力安全・保安院/2002.04.23 発表
平成14年2月1日に、青森県六ケ所村に建設中の日本原燃(株)使用済燃料受入れ・貯蔵施設内の加圧水型軽水炉(PWR)燃料貯蔵プールで、漏水が発見された件について、日本原燃は4月23日付けで原子力安全・保安院に対し報告を行った。今回の漏水については、4月5日時点で具体的な原因究明や漏えい箇所が特定できなかったことから、原子力安全・保安院が日本原燃に対し1か月ごとの作業の進捗状況の報告を求めており、今回の報告はこの進捗状況報告として作成されたもの。
報告によれば、水中テレビカメラによる目視検査でも明らかな欠陥が確認されず、4月23日時点でも原因が判明していないほか、漏えい箇所の特定も完了していない。
日本原燃では引き続き漏えい箇所の絞り込み調査を継続する。【原子力安全・保安院】