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環境ニュース[国内]

G8環境大臣会合で閣僚宣言採択

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2002.04.22 【情報源】環境省/2002.04.15 発表

2002年4月12日から14日まで、カナダのバンフでG8(先進8か国)環境大臣会合が開催された。
 今回の会合では、「環境と開発」「環境ガバナンス(環境政策の枠組みのあり方)」、「環境と健康」の3分野ついて議論を行ない、ヨハネスブルグサミットに向けて、これらの分野でG8環境大臣が取り組むべき内容についてまとめた閣僚宣言を採択した。
 宣言は(1)ヨハネスブルグ・サミットの成功に向けて、(2)環境と開発、(3)環境と健康、(4)国・国際環境ガバナンス−−の4項目からなり、このうち「ヨハネスブルグ・サミットの成功に向けて」では、温室効果ガスの排出削減を行う必要性を再確認するとともに、G8各国が温暖化防止に向けて率先して力強い行動をとるとの決意を表明。またヨハネスブルグサミットに向け、(一)持続可能な水資源管理、(二)省エネルギー再生可能エネルギー−−の重点2分野についてG8環境大臣会合として具体的な提案を作成することとしている。
 なお、大木環境大臣は今回会合を利用し、米・英・ロシア・カナダ・EU首脳らと2国間首脳会談を実現。米国、ロシア、カナダに対しては、温暖化対策の強化や京都議定書の早期批准を強く働きかけるとともに、英国・欧州委員会に対しては、温暖化対策の内容や多国に対する早期批准への働きかけについて意見交換を行った。 【環境省】

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