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環境ニュース[国内]

サントリー食品、国産PETボトルで最薄の商品ラベルを実用化、水飲料に順次導入

ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2012.03.21 【情報源】企業/2012.03.16 発表

 サントリーホールディングス傘下で食品・飲料事業のサントリー食品インターナショナルは、国産のPETボトル飲料で最も薄い16μm(マイクロメートル、1μmは1000分の1mm)の商品ラベルを実用化した。ボトルに直接巻き付けるロールラベルで、水飲料の「サントリー天然水」に5月から順次、導入する。再生PET樹脂を80%使用した。

 サントリー食品インターナショナルは、2010年10月に再生PET樹脂を60%使った薄さ18μmの商品ラベルを導入し、現在はロールラベルを採用している全てのPETボトル飲料に使用している。今回、環境負荷の一層の低減を狙いに、再生PET樹脂の混合率を80%にまで高めるとともに、2μm薄くした16μmの商品ラベルを開発して実用化した。

 薄さ16μmのロールラベルの採用によって、フィルム製造工程でのCO2排出を23%削減できる。今後、この商品ラベルを茶飲料の「伊右衛門」や「サントリー ウーロン茶」などにも採用し、2012年内にはロールラベルを使用している全商品に導入する。サントリー食品インターナショナルは引き続き、容器に関連した環境対策を積極的に進めていく。

 サントリー食品インターナショナルはこれまで、再生PET樹脂を60%使った薄さ18μmの商品ラベルの後、2011年3月に550mLPETボトルを13.5gに軽量化し、同年4月には回収後のPETボトルからPETボトルを作る技術を国内で初めて導入。加熱収縮して装着するシュリンクラベルでは、2012年3月に世界で最も薄い18μmを開発している。【サントリーホールディングス(株)】

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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