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環境ニュース[国内]

ミニストップ、埼玉県の緑化事業に協力して県内のコンビニ店舗屋上の緑化を推進

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2012.03.14 【情報源】企業/2012.03.13 発表

 ミニストップは、埼玉県が緑の再生を目的に進める緑化事業「身近なみどり民間施設緑化補助事業」に協力し、同県内のコンビニ店舗の屋上の緑化を推進している。同県でのコンビニ店舗の屋上緑化は初めてとなる。緑化には、土を使わないことで水やりが不要になるコケのシステムを採用した。CO2の吸収・固定や屋根温度抑制などの効果がある。

 身近なみどり民間施設緑化補助事業は、都市の緑を増やして潤いと安らぎのある街づくりを目指す埼玉県の施策。屋上緑化や壁面緑化など、都市部の緑化のモデルになる事業に対して、費用の一部を補助する制度となる。同県が緑を再生するための財源確保を狙いに、自動車税の一部をあてて2008年4月に創設した「彩の国みどりの基金」を利用する。

 ミニストップは埼玉県の取り組みに賛同し、身近なみどり民間施設緑化補助事業を活用して同県内のコンビニ店舗の屋上緑化を実施することにした。これによってヒートアイランド現象を緩和し、CO2の吸収・固定、屋根の温度抑制に伴う空調の省エネ効果に加え、屋根景観の向上、屋根の劣化防止、緑化面積の確保・拡大などの効果も見込まれる。

 ミニストップが取り入れたのは、生命力が強いコケを使う緑化システム「エコモス・システム」の屋根緑化・折板屋根工法。エコモス・システムは緑化システム事業の国際環境デザイン協会(東京都中央区)が展開している屋上・壁面緑化システムで、コケの育成に土壌ではなくシートを使う独自の方法が特長。施工が容易で導入コストを抑えられる。【ミニストップ(株)】

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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