一般財団法人環境イノベーション情報機構
気象庁 2012年2月のエルニーニョ監視速報を発表
【地球環境 その他(地球環境)】 【掲載日】2012.03.09 【情報源】気象庁/2012.03.09 発表
気象庁は、エルニーニョ/ラニーニャ現象に関する2012年2月の太平洋赤道上の大気・海洋の状況と2012年9月までの見通しについて発表した。発表によると、エルニーニョ監視海域(太平洋赤道域の日付変更線付近から南米のペルー沿岸にかけての広い海域)の海面水温は基準値に近い値(基準値との差-0.2℃)だったことなどから、ラニーニャ現象は終息したとみている。
今後の見通しとしては、夏にエルニーニョ現象が発生する可能性もあるが、夏以降の予測については不確実性が大きいことなどから、春から夏にかけては平常の状態が続く可能性が高いとしている。【気象庁】