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環境ニュース[国内]

ソーラーフロンティア、「かながわスマートエネルギー構想」の蓄電実証試験に参画

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2012.03.05 【情報源】企業/2012.03.01 発表

 昭和シェル石油100%子会社で太陽電池生産・販売のソーラーフロンティアは、神奈川県が地域の効率的なエネルギー需給を目指して進める「かながわスマートエネルギー構想」の一環となる蓄電プロジェクトの実証試験事業に参画する。同県の施設に計約6kW分のCIS薄膜太陽電池を提供すると同時に、県内の企業と協力して追跡調査に参加する。

 かながわスマートエネルギー構想は、太陽光を中心に再生可能エネルギーを導入して電力供給量を拡大する「創エネ」、ピークカットする「省エネ」、ピークシフトする「蓄エネ」を総合的に推進。2020年までに県内の電力消費量の創エネと省エネの割合を、蓄電との組み合わせで20%以上に高めることと、早期の太陽光発電200万戸達成を目標に掲げる。

 ソーラーフロンティアが参画する蓄電プロジェクトは、太陽光発電システムと車載リチウムイオン電池の再利用を普及させ、電力を蓄えて効率的に使用してピークシフトを図る取り組み。プロジェクトを実現するために実証試験を実施する。県の施設2カ所に、ソーラーフロンティアのCIS薄膜太陽電池3kWずつと、リチウムイオン蓄電池を設置して行う。

 ソーラーフロンティアは、同県厚木市にCIS薄膜太陽電池の研究開発拠点、厚木リサーチセンターがあることから、プロジェクトに加わる。CIS薄膜太陽電池は実際の発電環境での発電量の高さと環境に配慮した設計が特長。プロジェクトを通じて優位性をアピールするとともに、実績やノウハウを生かし、効率的なエネルギー需給の実現を支援する。【ソーラーフロンティア(株)】

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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