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環境ニュース[国内]

途上国などでの温室効果ガス排出削減・吸収源強化プロジェクト募集 CDM実現可能性調査で

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2002.04.15 【情報源】環境省/2002.04.15 発表

 環境省では、温暖化対策としてのクリーン開発メカニズム(CDM)やJI(共同実施)事業についての実現可能性調査を実施するため、日本の地方公共団体、NGOなどが途上国やロシアなどの市場経済移行国で実施している温室効果ガス排出削減または吸収源強化プロジェクトについての案件を募集している。
 CDMは先進国と途上国が共同で温室効果ガス排出削減事業を実施し、達成された温室効果ガス削減分の一部(認証排出削減量)を先進国が自国の削減量として充当することを認める制度。また、共同実施は先進国同士が共同で温暖化対策事業を行い、その事業によって削減された排出削減分を事業の投資国と実施国とで分け合うことができる制度。2002年11月にマラケシュで開催されたCOP7でも、CDMやJIなどを含めた京都議定書の運用ルールの最終合意がなされた。
 環境省では将来的にCDMやJIとして効果の高いプロジェクト案件を発掘し、国内・国際ルールづくりの参考とするために、平成11年度からプロジェクト案件を募集・選定し、これらの案件についての実現可能性調査を実施している。なお、今回調査の募集期間は平成14年4月15日〜5月13日。【環境省】

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