一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

大気汚染防止法 平成22年度施行状況を公表

大気環境 大気汚染】 【掲載日】2012.02.13 【情報源】環境省/2012.02.10 発表

 環境省は、大気汚染防止法の平成22年度施行状況をとりまとめ公表した。
 発表によると、大防法の規制対象施設のうち、ばい煙発生施設は平成22年度末時点で217,169施設(平成21年度末:218,695 施設)であった。
 施設の種類別では、ボイラーの138,937施設(64.0%)が最も多く、ディーゼル機関の33,724施設(15.5%)、ガスタービンの9,164施設(4.2%)がこれに続き、全体の約8割を占めた。
 揮発性有機化合物排出施設数は、3,552施設であった(平成21年度末:3,613施設)。そのうち、主な揮発性有機化合物排出施設は、多い順に粘着テープ又は包装材料等の製造に係る接着用の乾燥施設(931施設、26.2%)、塗装施設(749施設、21.1%)及び塗装用の乾燥施設(508施設、14.3%)がこれに続き、全体の約6割を占めた。
 特定粉じん発生施設(石綿製造・加工施設)は、平成19年度末までに全て廃止されたが、吹付け石綿等が使用されている建築物の解体などの「特定粉じん排出等作業」は、9,851件(平成21年度:11,427件)あった。
 地方公共団体による工場・事業場等への立入検査件数は、25,080件(平成21年度:25,080件)であった。そのうち、特定粉じん排出等作業に係る立入検査件数は6,046件で、特定粉じん排出等作業の届出数の約6割(61.4%、平成21年度:57.7%)であった。
 なお、行政処分施設数は3件(平成21年度:6件)、勧告その他の行政指導施設数は1,453件(平成21年度:1,004件)であった。【環境省】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク