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環境ニュース[国内]

兵庫県豊岡市 CO2排出削減分を取引 県内初、企業と譲渡契約

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2012.02.07 【情報源】地方自治体/2011.12.09 発表

 豊岡市は、市立温泉施設「シルク温泉やまびこ」(同市但東町)への木質固形燃料を使ったペレットボイラー導入で達成した2011年9月までの1年半の二酸化炭素(CO2)の排出削減分を、企業に約70万円で譲渡する売買契約を結んだ。自治体や中小企業がCO2削減分を大手企業に売却できる「国内クレジット制度」を活用し、県内自治体で初めて取引を成立させた。
 市によると、やまびこでは、市内の間伐材などを原料とする固形燃料「ペレット」を使用したボイラー1基が2010年4月から稼働を始めた。これを受け、市は市内企業へのCO2削減活動の啓発も目的に同制度活用のモデルケースとして、11月に経済産業省の国内クレジット認証委員会にやまびこでの排出削減事業計画書を申請。大気中のCO2を吸収する木が原料のペレット使用により、従来の灯油ボイラーに比べ、9月までの1年半に674tのCO2削減実績が12月9日に認証され、売買が可能となった。 政策調整部エコバレー推進室 TEL:0796-26-1337 【兵庫県豊岡市】

提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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