第２回日米ハイレベル協議　気候変動分野での日米協力の促進を確認

【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2002.04.10 【情報源】環境省／2002.04.05 発表

　地球温暖化対策を話し合う第２回日米ハイレベル協議が２００２年４月５日、環境省内で開かれた。
　日米ハイレベル協議は２００１年６月に小泉首相が訪米した際にブッシュ米大統領とともに設立した会合で、第１回協議は２００１年７月のＣＯＰ６再開会合直前に開かれている。
　第２回協議で米国側は、２００２年２月に発表した新気候変動政策についての説明を行った。また日本側は、京都議定書に関する日本の立場や京都議定書の削減約束を果たすための日本の取組みについて説明した。
　更に両国は、それぞれの政策に関して意見交換を行った上で、これまでの事務レベル協議の成果も踏まえ、（１）市場メカニズム、（２）科学技術、（３）途上国関連問題−−の３分野で気候変動に関する日米協力を今後も促進していくことに合意した。
　なお途上国問題については、途上国を削減への取り組みへ関与させるために協力していくことや、開発途上国への支援について情報交換を行っていくことが合意されている。【環境省】