EANET（東アジア酸性雨モニタリングネットワーク）第13回政府間会合開催

【地球環境 酸性雨】 【掲載日】2011.12.07 【情報源】環境省／2011.12.07 発表

　環境省は、平成23年11月30日〜12月1日に、ベトナムのハノイにおいて東アジア酸性雨モニタリングネットワーク（EANET）の第13回政府間会合が開催されたと発表。
　EANETはアジア13カ国が参加している酸性雨観測のネットワークで、[1]東アジア地域における酸性雨問題の状況に関する共通理解の形成促進、[2]性雨防止対策に向けた政策決定に当たっての基礎情報の提供、[3]東アジア地域における酸性雨問題に関する国際協力の推進−−を目的としている。
　今回の会議では、「EANETの強化のための文書」の署名手続を終えていない参加国の取扱い、東アジア地域における酸性雨状況に関する第2次定期報告書を含む第11回科学諮問委員会の成果の報告及びEANETの対象範囲の拡大、2012年の作業計画・予算等について検討を行った。この内、「EANETの強化のための文書」の署名手続を終えていない参加国の取扱いについては、これらの国がEANETの活動に引き続き参加する意志を有していることから、早期に署名を行うよう促す決議を採択するとともに、署名を行うまでの間、引き続きEANETの活動に参加するよう勧めることを決定した。【環境省】