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環境ニュース[国内]

東芝、英国・ワイト島で実施のスマートコミュニティー構築プロジェクトに参画

エコビジネス その他(エコビジネス)】 【掲載日】2011.11.15 【情報源】企業/2011.11.14 発表

 東芝は、英国・ワイト島で実施されるスマートコミュニティー(環境配慮型都市)構築プロジェクト「ワイト島エコアイランドプロジェクト」に参画する。世界的なパートナーの1社として契約を結んだ。計画策定の段階から関わり、スマートコミュニティーのためのさまざまな技術提案活動を行ってプロジェクトを実現させる。

 ワイト島は、英国本土のグレートブリテン島の南海岸沖にあるリゾート地で、面積は384km2、人口約14万2000人。ワイト島エコアイランドプロジェクトは、同島でエネルギーの自給自足を可能にするスマートコミュニティーを、2020年までに造る計画になっている。英国の公益会社法人、エコアイランドパートナーシップが手掛ける。

 具体的には、太陽光、風力、潮力、地熱、バイオマスなど再生可能エネルギーを活用した発電所を建設し、スマートグリッド(次世代送電網)を整備して島内で利用するほか、余剰エネルギーを英国本土に供給する。電気自動車の普及も進め、将来はスマートコミュニティーの世界的なモデル都市の構築を目指す。

 東芝は、島しょ型や大規模都市型のスマートコミュニティー実証事業への参加で得た経験や知識を使ってワイト島エコアイランドプロジェクトに加わり、実現に協力していく。島しょ型は沖縄・宮古島市の全島エネルギーマネジメントシステム実証、大規模都市型はイタリア・ジェノバ市、フランス・リヨン市の事業に参画している。【(株)東芝】

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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