一般財団法人環境イノベーション情報機構
水浴場の放射性物質 水質調査の結果まとまる
【エネルギー 原子力】 【掲載日】2011.11.14 【情報源】環境省/2011.11.14 発表
環境省は、この夏に各自治体が実施した水浴場の放射性物質に係る水質調査に関して、都道府県から環境省への報告分を取りまとめ公表した。今回の調査は、37の都道府県において、551ヶ所の水浴場等において、水浴場の放射性物質に係る水質調査として、海水中の放射性ヨウ素及び放射性セシウムの量を計測、また、砂浜の空間線量率を計測した。
その結果、水浴場の放射性物質に係る水質については、福島県いわき市勿来海水浴場を除き、放射性物質は不検出であった。また、放射性物質が検出された勿来海水浴場の水質についても、水浴場の放射性物質に係る水質の目安である放射性セシウム50Bq/L、放射性ヨウ素30Bq/Lを下回っていた。
水浴場の砂浜の空間線量率についても、周辺と比較して高い値を示した砂浜は無かった。【環境省】